
日本で初めて3Dプリンターを導入。※1
設計開発を革新する
ベンチャー企業として誕生。
1990年、日本の製造業が大きな変革期を迎えていた頃、大手メーカーの自動車機器事業部門から5人が独立し、設計開発の3D化を事業領域とするベンチャー企業「インクス」を設立しました。3D CADで作成した製品設計データを、3Dプリンターで出力する造形技術で、日本の設計開発を革新する。ものづくりのデジタルトランスフォーメーションを推進し、日本の製造業の課題を解決したい。これが、私たちSOLIZEの原点です。※1 日本の3Dプリンティングサービスビューローとして初めて3Dプリンターを国内に導入

3D技術でものづくりの
プロセスを変える。
金型にかかるコストと時間を
大幅に短縮。
金型製作の技術は、日本のものづくりの要でした。一方で、その製作にかかる時間とコストが負担となり、新興国の製造業との競争力が課題となっていました。「3D技術で金型をつくることはできないだろうか」私たちはその新たなテーマに挑戦しました。自社工場を立ち上げ、熟練者の暗黙知を形式知化し、デジタルデータでアウトプットまで一気通貫するプロセスを構築。製作時間を45日間から45時間に短縮するという目標を掲げ、3Dデータを高速加工機に渡して金型を作るプロセスを完成させ、第1回ものづくり日本大賞・経済産業大臣賞を受賞。ベンチャー企業としてその名を広め、製造業の常識を覆す変革の象徴となりました。

新たな発展に向け
ビジネスモデルを再構築。
ソフトウェア領域の事業を拡大。
2010年代は、3D CADをはじめとするデジタルツールの設計開発支援や、3Dプリンターによる試作品製作・導入支援、暗黙知を形式知化して開発を効率化するコンサルティングに取り組みながらビジネスモデルを再構築。ソフトウェア領域のものづくりが進み、MBD(モデルベース開発)事業の立ち上げを皮切りに、2020年代へと続く最先端事業への取り組みを強化していきました。
2013年、SOLIZEに社名変更

私たちの仕事は、人の知恵を高め、活かすことです。その知恵には、単なる知識だけではなく、経験や意志の意味も込められています。その象徴として、社名をラテン語で「太陽」を意味する「SOL」、「実現」を表す「IZE」を加えた「SOLIZE」に変更しました。新たな挑戦への決意が込められています。

持続可能なものづくりの実現を目指し、
アントレプレナーシップで未来を拓く。
SOLIZEはデジタルものづくりを進化させ、日本の製造業を革新してきました。かつてないスピードで変わり続ける社会の中で、持続可能なものづくりの実現を加速させます。アントレプレナーシップを発揮し、飛躍的な成長に向けて、人財採用、将来有望な事業への積極的な投資も行っています。一人ひとりのアントレプレナーシップとSOLIZEとしての総合力を活かし、人間の創造性をさらに広げます。
2025年7月1日、
持株会社体制へ移行。

SOLIZEグループは、人間の創造性と企業に求められる公益性を軸にデジタルテクノロジーを通じてさまざまな制約を超え、次世代の「ものづくり」「企業運営」そして「社会」を変革する担い手となることを目指し、2025年7月1日、持株会社体制へ移行しました。「The Generative Company」として、技術と人そして未来をつなぐ架け橋となり、常に新しい価値を生み出し続けていきます。